第113回日本病理学会総会(名古屋開催)

第113回日本病理学会総会(名古屋開催)において、下川功、小松利光らが研究成果を発表しました(日本病理学会会誌:第113巻(1):334ページ/3月30日)。これは、小松や下川らが、長崎大学医学部・医歯薬学総合研究科・病理学分野において行なっている老化制御研究のプロジェクトの一つです。FoxO3の肝細胞特異的欠損が、マウスにおいて老化に伴う肥満、高血糖、インスリン抵抗性を引き起こすことを示し、肝細胞のFoxO3が加齢に伴うインスリン抵抗性や糖尿病および関連疾患の予防、治療の標的となることを示唆しました。