新谷知也先生(公益財団法人東洋食品研究所)との共著論文*が「化学と生物(日本農芸化学会誌)に掲載されました。
この総説は、アメリカ国立老化研究所を中心に行われてきたInterventions Testing Program (ITP)を紹介しています。過去20年間に約50種類の化合物、薬剤などの寿命延伸効果がマウスを用いてテストされてきました。その中で、Rapamycinを含む複数の化合物、薬剤に寿命延伸効果があることが報告されています。これらの化合物は、ヒトを含む哺乳類の老化や関連疾患の制御に応用できる可能性があります。
*新谷知也、下川功.食品・医薬品成分による遺伝的ヘテロマウスの寿命延伸効果−多施設において交雑マウスを用いてアンチエイジング効果を検証する.化学と生物,第63巻,10号:446-448,2025年

